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ファミ通のクロスレビューでシルバー殿堂入りしてしまったクソゲー

「花と太陽と雨と」というPS2のゲームを御存じだろうか。
このゲームはファミ通でシルバー殿堂入りしたゲームである。確か、4人のレビュアーが7点~8点をつけていたと記憶している。

「花と太陽と雨と」は、ゲーム名でGoogle検索をかけると「クソゲー」がサジェストされる程度にはクソである。
当時のPS2ではありえないほどボコボコしたポリゴンで表現されたキャラクター、移動がやたらもっさりなのにゲーム内の端から端までを行ったり来たりさせられるおつかいゲー的要素、ゲームのメインは暗号解読という謎解きだが機械に4桁の数字を入力するだけ、しかもそのヒントは主人公がアイテムとして持っているガイドブックに記されており、ヒントというよりもはや答えが書いてあるものが大半、という有様である。

では、なぜこのゲームがファミ通のクロスレビューでシルバー殿堂入りをしてしまったのだろうか。
ファミ通のクロスレビュアーがどの程度ゲームをプレイした上でレビューを書いているのか知らないが、おそらく、このゲームに関しては序盤しかプレイしていないのでは、と私は考える。

このゲームは美麗なOPと独特の世界観、奇妙なキャラクターたちの織り成すハイセンス(いい意味でも悪い意味でも)な会話が面白いゲームである。自分自身、ゲームの第一印象としてはストーリーと謎解きが面白いゲームだと思っていた。序盤までは。

そう、序盤までならば、ヒントが明瞭すぎる謎解きも、チュートリアルなのだと捉えれば問題ない。そして、序盤は出歩ける範囲も狭いので、移動も少なく、移動時のイライラを感じることもないのだ。
このゲーム、ネタバレになるが、ラストステージには電卓片手に足し算や割り算をして、大量の爆弾に4桁の数字を入力して起爆解除するという、およそゲームとしてあり得ない行為が待っている。トータルで見れば7点でもつけるのにためらいが生じるゲームであるが、序盤までならば7~8点をつけたくなるのは理解できる。

ファミ通のクロスレビュアーたちは、締め切りまでの限られた時間でゲームをプレイし、寸評を書かなければならない。限られた時間でのレビューにはやはり限界があるということだろう。
とても当たり前のことを書いてしまった感はあるが、私にとってそれが強く認識されたゲームが「花と太陽と雨と」であった。

ここまでクロレビとこのゲームをこき下ろしておいてなんだけど、クロレビがなければこのユニークなゲームに出会うことはなかったので、結構感謝している。
というかクソじゃないよ、ユニークなだけだよ。でもやっぱ最後の計算ドリルみたいな爆弾解除はクソだよ。

下は超素敵なOPムービー。

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最終更新日:2014-02-04 23:45

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